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無料で使える会社設立ツールを比較する|freee・マネーフォワード・弥生・公的サービスの違い

無料で使える会社設立ツールを比較する|freee・マネーフォワード・弥生・公的サービスの違い|会社設立のおすすめ比較

本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。掲載している料金・条件は各社の公式サイトで確認できた範囲のものです。順位・評価は当サイトの調査基準によるもので、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

この記事は「無料の会社設立ツールがいくつもあって、どれを選べばいいか分からない」人のために書きました

会社設立の書類を無料で作れるツールは、いまや複数あります。freee会社設立、マネーフォワード クラウド会社設立、弥生のかんたん会社設立。それにデジタル庁の法人設立ワンストップサービス。どれも利用料は0円ですが、できることと条件が違います。

この記事では、これらを対応する会社形態・電子定款の扱い・登記までの日数・利用条件の4点で比較します。会社設立のおすすめは、設立後にどのソフトを使うつもりかで決まる部分が大きいので、その視点も入れて整理しました。

掲載している内容は、2026年8月時点で各社の公式サイトに表示されていたものです。確認できなかった項目は「公式サイトに記載なし」と書いています。

この記事は2026年8月時点で確認できた内容をもとにしています。金額や制度は変わることがあるため、実際の手続きの前に一次情報でご確認ください。

無料の会社設立ツールとは何をしてくれるものか

無料の会社設立ツールの役割を示したイラスト

無料の会社設立ツールは、質問に答えていくと定款や登記申請書などの書類が自動で出来上がる仕組みです。会社名、本店所在地、資本金、事業目的、決算月といった項目を入力すると、必要な書類一式が揃います。

ツールがやってくれること

  1. 入力した内容から、定款・登記申請書・払込証明書などを自動で作る
  2. 書類の綴じ方や提出先を案内する
  3. 電子定款が必要な場合、提携する行政書士への委任を仲介する
  4. 設立後に必要な届出の書類も、あわせて作れることがある

一方で、ツールがやってくれないこともはっきりしています。印鑑証明書を取りに行くのも、資本金を口座に払い込むのも、法務局に登記を申請するのも自分です。会社設立のおすすめとしてツールを選ぶなら、この線引きを理解しておく必要があります。

この線引きを知らずに使い始めると、「無料ツールなのに全部やってくれない」と感じてしまいます。ツールが減らしてくれるのは、書類の様式を調べて手で作る手間です。その手間はたしかに大きいので、無料でそこを埋めてもらえるのは十分にありがたいことです。おすすめかどうかは、この価値をどう見るかで決まります。

ツールでは決められないこと

商号・本店所在地・資本金・事業目的・決算月は、自分で決めるしかありません。ツールは入力欄を用意してくれますが、何を入れるべきかは教えてくれません。この5つに迷いがあるなら、ツールより人に相談したほうが早いこともあります。

出典法務省「商業・法人登記のオンライン申請について」

4つのツールを並べて比較する

無料の会社設立ツールを比較した表のイラスト

では実際に並べます。金額と条件は、2026年8月時点で公式サイトに表示されていたものです。

無料で使える会社設立ツール(2026年8月時点の公式サイト表示)
サービス利用料電子定款利用条件登記までの日数
freee会社設立
freee株式会社/クラウドツール
利用料金0円対応。行政書士への委任契約で費用が発生し、freee会計の年間契約で5,000円分を負担電子定款費用の負担を受けるにはfreee会計の年間契約が必要株式会社は約2週間、合同会社は1〜2週間程度
マネーフォワード クラウド会社設立
株式会社マネーフォワード/クラウドツール
サービス利用料0円対応。通常5,000円、マネーフォワード クラウドの有料プラン契約で無料電子定款を無料にするには有料プラン(ひとり法人・スモールビジネス・ビジネス)の契約が必要公式サイトに記載なし
弥生のかんたん会社設立
弥生株式会社/クラウドツール
登録および書類作成は無料対応。専門家による電子定款作成5,000円またはオンライン申請のシステム利用料5,000円。弥生会計 Nextの年契約で5,000円分を負担登記まで一貫して同サービスを使う必要がある。途中からの利用は不可。株式会社・合同会社のみ株式会社は1〜3週間程度、合同会社は1〜2週間程度
法人設立ワンストップサービス
デジタル庁/公的サービス
無料(登録免許税などの実費は別)定款認証の手続に対応マイナンバーカードと電子署名が必要。2026年8月時点で一部手続の新規申請を控えるよう告知あり公式サイトに記載なし

会計ソフト3社は、いずれも電子定款の実費を自社ソフトの契約で相殺するという同じ構造です。違いは、そのソフトが自分に合うかどうかと、日数の記載があるかどうかに出ています。

日数の記載があるかどうかも、比較の材料になります。記載がないから遅いという意味ではありませんが、設立日を決めている人にとっては、めやすが書いてあるほうが計画を立てやすいはずです。おすすめの使い方としては、記載のある数字を目安にしつつ、書類の準備期間を1週間ほど上乗せして考えることです。

対応する会社形態と日数
対応する会社形態と、公式サイトに記載のある日数(2026年8月時点)。

出典マネーフォワード「マネーフォワード クラウド会社設立」

電子定款の扱いで比べる

ツールごとの電子定款の扱いを比較したイラスト

無料ツールを比較するうえで、いちばん金額に効くのがここです。紙の定款だと収入印紙4万円がかかるので、電子定款に対応しているかどうかは大きな違いになります。

電子定款の費用と、無料になる条件(2026年8月時点の公式サイト表示)
サービス電子定款利用条件
freee会社設立
freee株式会社/クラウドツール
対応。行政書士への委任契約で費用が発生し、freee会計の年間契約で5,000円分を負担電子定款費用の負担を受けるにはfreee会計の年間契約が必要
マネーフォワード クラウド会社設立
株式会社マネーフォワード/クラウドツール
対応。通常5,000円、マネーフォワード クラウドの有料プラン契約で無料電子定款を無料にするには有料プラン(ひとり法人・スモールビジネス・ビジネス)の契約が必要
弥生のかんたん会社設立
弥生株式会社/クラウドツール
対応。専門家による電子定款作成5,000円またはオンライン申請のシステム利用料5,000円。弥生会計 Nextの年契約で5,000円分を負担登記まで一貫して同サービスを使う必要がある。途中からの利用は不可。株式会社・合同会社のみ

3社とも電子定款には対応しています。費用は5,000円前後で、いずれも自社の有料プランや会計ソフトの年間契約を条件に負担してくれる形です。つまり、会計ソフトを使う予定がある人にとっては実質的に無料、使う予定がない人にとっては5,000円の実費ということになります。

5,000円を払っても、紙の定款の4万円と比べれば3万5,000円の得です。会計ソフトを契約しないとしても、電子定款を選ぶ意味は十分にあります。会社設立のおすすめとしては、条件を満たせないからといって紙の定款に戻る必要はありません。

電子定款の作成は、いずれのツールでも提携する行政書士が行う形になっています。自分でマイナンバーカードと電子署名を用意する必要はありません。会社設立が一度きりの人にとって、この点はおすすめできる仕組みです。機材をそろえる手間と費用を考えると、委任したほうが安く早く済みます。

弥生のかんたん会社設立は、登記まで一貫して同サービスを使うことが条件と案内されています。途中から使い始めることはできない点に注意してください。

出典弥生「弥生のかんたん会社設立」

公的なワンストップサービスとの違い

法人設立ワンストップサービスとの違いを示したイラスト

民間のツールとは性格が違うのが、デジタル庁の法人設立ワンストップサービスです。マイナポータル上で、設立の登記と設立後の届出をまとめて申請できます。

民間のツール書類の作成が自動化されていて、迷いにくい。電子定款は提携先に委任できる。設立後の会計ソフトにつながる。無料の条件としてソフトの契約が付く。
公的なワンストップサービス代行費用は一切かからない。設立後の届出までまとめて申請できる。ただしマイナンバーカードと電子署名が必要で、書類の内容は自分で決める。

公的サービスは費用という意味では最も安い選択肢です。一方で、書類の中身についての案内は民間のツールほど手厚くありません。会社設立の手続きを自分で調べながら進める意思がある人に向いています。

どちらがおすすめかは、性格の問題でもあります。案内に沿って進めたい人は民間のツール、費用を1円でも抑えたい人と、手続きの中身を自分で理解しておきたい人は公的サービス。会社設立の比較というより、進め方の好みの比較に近いところがあります。

使う前に稼働状況を確認してください

2026年8月時点で、公式サイトに一部手続の新規申請を控えるよう告知が出ていました。会社設立の日程が決まっている場合は、事前に事前に現在の状況を確認してください。

出典デジタル庁「法人設立ワンストップサービス」

設立後に使うソフトから逆算する

設立後の会計ソフトから逆算する考え方のイラスト

無料ツールを比較するとき、いちばん実用的な選び方はこれです。設立後にどの会計ソフトを使うかを先に決めて、そのソフトのツールで会社設立をする。これなら電子定款の費用も負担してもらえますし、設立時に入力したデータがそのまま会計に引き継がれます。

逆算して決める
設立後に使うソフトから逆算する進め方。

設立時に入力した会社名・所在地・資本金・役員といった情報が、そのまま会計ソフト側に引き継がれるのも利点です。同じことを二度入力しなくて済みますし、入力ミスも減ります。細かい話に見えますが、会社設立の直後は決めることも書くことも多いので、こうした手間の削減はおすすめできる効果があります。

逆に、設立後に税理士へ丸ごと任せるつもりなら、無料ツールを使う意味は薄くなります。その場合は、設立から顧問まで一括で引き受ける税理士法人のほうが、会社設立のおすすめとしては合っています。

会社設立でいま一番おすすめはこちら

設立後の経理をどうするかも含めて相談したい方は、無料の相談から始めてみてください。

無料で相談してみる

※ 弊社調べによるものです。掲載内容および順位は定期的に変わります。本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

出典国税庁「C1-19 青色申告書の承認の申請」

無料ツールを使うときにつまずきやすいところ

無料ツールでつまずきやすい点を示したイラスト

ツールが書類を作ってくれるとはいえ、進めるなかでつまずく場面はあります。よくあるものを挙げます。

つまずきやすいところ

  • 事業目的の書き方:ツールは候補を示してくれますが、許認可が必要な業種は表現に決まりがあることがあります。
  • 資本金の払込みの順番:定款を作った日より後の日付で入金する必要があります。先に入れてしまうとやり直しです。
  • 印鑑証明書の有効期限:発行から3か月以内のものが求められるのが通常です。早く取りすぎても困ります。
  • 書類の綴じ方と押印:ツールの案内どおりに綴じないと、法務局で補正になることがあります。

このうち事業目的は、あとから追加すると変更登記が必要になり、登録免許税と報酬がかかります。無料で設立できたのに、半年後に数万円の変更登記が発生するのはもったいない話です。当面やる予定のある事業まで含めて書いておくことをおすすめします。

つまずきを減らすためにおすすめなのは、入力を始める前に紙で決めてしまうことです。画面を前にして考えると、入力欄の順番に引きずられて決め方が雑になります。先に5つを決めてから入力すれば、迷わずに進みます。

入力を始める前に決めること
ツールで進める前に決めておきたいこと。

出典法務省「オンライン登記情報検索サービスを利用した商号調査について」

よくある質問

無料ツールについてのよくある質問のイラスト

途中で別のツールに乗り換えられますか

入力したデータは引き継げないと考えてください。とくに、登記まで一貫して同じサービスを使うことを条件にしているツールでは、途中からの利用ができません。使うツールは最初に決めてください。

合資会社や合名会社も作れますか

ツールによります。株式会社と合同会社のみに対応しているものがあります。合資会社や合名会社を検討している場合は、対応の有無を公式サイトで確認するか、司法書士に相談してください。

無料ツールで作った書類は、そのまま法務局に出せますか

出せる形で出力されます。ただし、書類の内容に責任を持つのは申請する本人です。不備があれば補正を求められます。心配な場合は、登記の代理まで含むサービスを検討してください。

会計ソフトを契約しないと使えませんか

ツール自体は契約なしで使えます。契約が条件になっているのは、電子定款の費用を負担してもらう部分です。契約しない場合は5,000円前後の実費がかかりますが、それでも紙の定款の4万円よりは安く済みます。会社設立のおすすめとしては、契約するかどうかにかかわらず電子定款を選ぶのが合理的です。

出典freee「freee会社設立」

まとめ|設立の使い勝手より、設立後のつながりで選ぶ

無料ツール比較のまとめイラスト

無料で使える会社設立ツールを4つ比較しました。利用料はいずれも0円ですが、電子定款の費用を無料にする条件と、設立後のつながり方が違います。

この記事で押さえたこと

  • 会計ソフト3社は、電子定款の費用を自社ソフトの契約で負担する構造。
  • 契約しない場合でも電子定款は5,000円前後。紙の4万円より安い。
  • 対応する会社形態と日数の記載は、ツールによって違う。
  • デジタル庁の公的サービスは代行費用0円。ただし自力で進める前提。
  • 設立後に使うソフトから逆算して選ぶと、無駄がない。

料金と条件は2026年8月時点で確認できたものです。各社の条件は変わりますので、申し込みの前に公式サイトで最新の表示をご確認ください。手続きの内容については、法務局や公証役場の案内もあわせてご確認ください。

出典法務省「登記・供託オンライン申請システム」

設立後に使うソフトから逆算して選んでください

無料の会社設立ツールを比較するとき、設立の使い勝手だけで選ぶと、あとで乗り換える手間が出ます。会社設立は一度きりですが、記帳は毎月続きます。設立後に使うソフトを先に決めて、そのソフトのツールで設立するのがいちばん無駄がありません。

どのソフトを使うか決めていないなら、無料の試用期間を使って触ってみてください。仕訳の入力画面が自分に合うかどうかは、実際に触らないと分かりません。おすすめかどうかは、機能表よりも操作感で決まる部分があります。

会計ソフトを使う予定がまったくないなら、これらのツールを選ぶ理由は薄くなります。その場合は、条件なしで報酬を抑えているサービスや、公的なワンストップサービスを検討してみてください。

他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください

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この記事の編集体制
合同会社FIELDの関連会社である会計事務所および税理士法人と内容を確認しながら編集しています。各サービスの料金・条件は、公式サイトの表示を確認できた範囲のみ掲載しています。
記載している金額・期間・制度は2026年8月時点で確認できたものです。制度は変わることがあるため、手続きの前に法務局・公証役場・税務署などの一次情報をあわせてご確認ください。判断に迷う点は、税理士・司法書士・行政書士などの専門家や所管の官庁にご相談ください。

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