このページは「会社設立の手続きを本で調べたいが、どの本から読めばいいか決められない」人に向けたものです
「会社設立 本 おすすめ」と検索すると、一緒に「本ランキング」「株式会社設立 本」「合同会社設立 本」「起業本 初心者」「会社法 おすすめの本」といった言葉が調べられています。知りたいことは似ているようで、実は少しずつ違います。
このページでは、そうした問いに順番に答えながら、会社設立の本を比較します。紹介する本はすべて国立国会図書館サーチで書名・著者・出版者・発行年・版を確かめたものです。中身を読んでいない本の評価はせず、目次や出版社の紹介文で確かめられる範囲だけを書きます。売上の順位も使いません。
本サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。ただし、このページで紹介する本はどれも提携とは関係がありません。詳しい比較は、各見出しからリンクした記事で扱っています。
この記事は2026年10月時点で確認できた内容をもとにしています。金額や制度は変わることがあるため、実際の手続きの前に一次情報でご確認ください。
会社 設立 本ランキングはどう見ればいいか

「会社 設立 本ランキング」で出てくるリストは、並べ方の根拠がさまざまです。売上の集計なのか、編集部の好みなのか、広告なのか。根拠が書かれていないランキングは、参考の一つにとどめておくのがおすすめです。
このサイトでは売上の順位を使いません。販売データを持っていないからです。かわりに、国立国会図書館サーチで誰でも確かめられる発行年・版・対象の会社形態・ページ数で会社設立の本を比較しています。
| 物差し | 見るところ | 理由 |
|---|---|---|
| 発行年 | 奥付・書誌の出版年 | 2024年12月の定款認証手数料の改定より後かどうかが分かる |
| 版 | 初版・改訂版・年度版 | 改訂が続いている本は制度の変更に追いつきやすい |
| 対象 | 株式会社・合同会社・両方 | 形態が違うと、本の中身の半分近くが変わる |
| ページ数 | 書誌の表記 | 必要な範囲が載っているかの目安。厚さは良し悪しではない |
この物差しで14冊を並べた結果は、会社設立の本ランキング(当サイトの観点で並べたもの)で詳しく比較しています。新しい順、株式会社向け、合同会社向け、設立後まで扱う本、ページ数の順の5つの観点で並べ直しています。
ランキングを見るときは、並んでいる本の発行年にも目を向けてください。順位が上でも、何年も前の版のまま紹介されていることがあります。紹介記事が書かれた時点と、いま書店に並んでいる版が違うこともよくあります。気になった本は、書名で国立国会図書館サーチを検索して、いちばん新しい版を確かめるのが手堅いやり方です。
株式会社設立 本 おすすめ|株式会社の手続きを扱う本

株式会社で会社設立をすると決めている人には、株式会社を中心に扱う本がおすすめです。株式会社は定款に公証人の認証が要るので、その手続きをきちんと扱っている本を選びます。
株式会社の本で古くなりやすいのは、定款認証の手数料です。日本公証人連合会によると、2024年12月1日から、資本金100万円未満などの条件を満たす場合は1万5,000円になりました。それより前に出た本の費用の表は、一次情報で確かめてから使ってください。
株式会社設立の本を選ぶときは、2024年10月に始まった代表取締役等住所非表示措置に触れているかも目安になります。この申出は設立登記の申請と同時に行う必要があるので、知らないまま会社設立を済ませると、設立登記では使えません。新しい版の本でも触れていない場合は、法務省のページで確かめてください。
4冊の違いと、株式会社設立の本を選ぶときに見るところは、株式会社設立と合同会社設立の本を形態別に比較した記事で詳しくまとめています。
合同会社設立 本 おすすめ|合同会社の手続きを扱う本

合同会社の本は、比較した中でいちばん数が多い分野でした。合同会社は定款の認証が不要で、登録免許税の最低額も6万円と、株式会社より費用を抑えて会社設立ができます。
- 合同会社の設立・運営ができる本(日本実業出版社・2024年8月)。内容紹介に法人設立ワンストップサービスやインボイスの情報を充実させたとあります。
- 合同会社の設立手続きがよくわかる本(秀和システム・2025年2月)。一般注記に「電子定款・オンライン申請にも対応!」とあります。
- 合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本(日本法令・2023年4月)。士業24名のチームが執筆し、設立から届出までを時系列で扱っています。
- 合同会社設立・運営の本(成美堂出版・2023年7月)。目次の冒頭に合同会社のメリットの章があります。
- 合同会社〈LLC〉の設立と運営がよくわかる本(秀和システム・2023年9月)。各種フォームのダウンロードサービスがあると書誌に書かれています。

合同会社の本を比べるときは、書式のダウンロードがあるか、電子定款やオンライン申請に触れているかを見ておくと選びやすくなります。合同会社は一人でも会社設立ができ、定款の認証もないので、本と法務局の様式があれば自分で手続きを進めやすい形態です。そのぶん本の書式の新しさが効いてきます。
合同会社の本は定款認証の手数料改定の影響を受けないので、少し前の版でも費用の部分が古くなりにくい分野です。形態別の比較は会社形態別に本を比べた記事で扱っています。
出典国立国会図書館サーチ「合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版(日本法令・2023年4月)」
起業本 おすすめ 初心者・わかりやすい本の選び方

「起業本 おすすめ 初心者」「起業本 わかりやすい」と調べる人の多くは、会社設立の手続きを初めて知る段階にいます。初めての人には、図解やマンガ、Q&Aの形で書かれた本が入りやすいはずです。
ナツメ社の本は、国立国会図書館サーチに第2版の書誌(2026年10月19日の刊行予定)も登録されています。これから買うなら、新しい版が出ているかを確かめてから選ぶのがおすすめです。
本の選び方の物差し(発行年・版・会社形態・電子定款の扱い)は、会社設立の本の選び方の記事で詳しく比較しています。
出典国立国会図書館サーチ「まるごとわかる!会社設立と運営の教科書(ナツメ社・2023年5月)」
起業本 名著は会社設立の手続きに役立つか

「起業本 名著」で挙がるのは、事業の考え方や経営の姿勢を扱う本が中心です。こうした本は長く読まれますが、会社設立の手続きの本とは役割が違います。

手続きの本では、「名著」より「新しい版」を優先してください。どんなに評判のよい本でも、2024年12月の定款認証手数料の改定や、2024年10月の代表取締役等住所非表示措置より前の版には、それらが載っていません。
このサイトは会社設立の手続きと依頼先の比較を扱うメディアなので、起業の考え方の名著そのものは紹介していません。起業の名著は、書店や図書館の推薦リストで探し、会社設立の手続きは新しい版の実務書で確かめるという分け方がおすすめです。
名著と呼ばれる本を手続きの参考にするときは、書かれた時期を確かめてください。たとえば最低資本金の考え方や、取締役の人数の決まりは、会社法の施行の前と後で大きく変わりました。古い本の手続きの説明は、今の会社設立には当てはまらないことがあると考えておくと安全です。考え方は名著から、手続きは新しい実務書から、と分けて読むのがおすすめです。
手続きの本の中には、毎年の版を出し続けているものもあります。成美堂出版の株式会社の本は、国立国会図書館サーチで2006年から毎年の版を確かめられました。長く改訂が続いていることは、手続きの本としての信頼の目安の一つになります。
出典国立国会図書館サーチ「よくわかる 株式会社のつくり方と運営 '26~'27年版(成美堂出版・2026年8月)」
起業を考えたら読む本は?会社設立の前に読む順番

「起業を考えたら読む本は?」という問いには、1冊の名前で答えるより、読む順番で答えるほうが役に立つと考えています。会社設立の準備で本を使うなら、次の順番がおすすめです。

1冊目と2冊目を分けるのは、最初から細かい本を読むと途中で手が止まりやすいからです。まず全体の流れを一度通して読み、自分が決めること(会社名、事業目的、資本金、決算月、役員)を書き出してから、形態別の本で手続きの細部を追うと、会社設立の準備が順に進みます。
設立後の税金の本としては、『会社設立3年目までの税金の本 新版』(2024年12月・新版)や『会社設立1年目の税金と社会保険が簡単にわかる本』(2023年10月)があります。どちらも設立の手続きではなく、設立後の税金や社会保険を扱う本です。
全部の本を読む必要はありません。会社設立を専門家に任せるなら1冊目だけでも十分ですし、自分で手続きをするなら2冊目までが目安です。読む範囲の決め方は会社設立の本の選び方の記事でも比較しています。
出典国立国会図書館サーチ「会社設立3年目までの税金の本 新版(自由国民社・2024年12月)」
会社法についておすすめの本は?

会社設立の手続きの背景には会社法があります。手続きの本で「なぜそう決まっているのか」が気になったら、会社法の入門書を1冊読んでみるのがおすすめです。国立国会図書館サーチで確かめた本を、やさしい順に挙げます。
| 書名 | 出版者 | 発行 | ページ数 | 書誌で確かめられた特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 『会社法入門 第3版(岩波新書)』 | 岩波書店 | 2023年4月 | 290ページ | 内容紹介に、第3版で令和元年改正やコーポレートガバナンス・コードの改訂を取り入れたとある |
| 『伊藤真の会社法入門 講義再現版 第2版』 | 日本評論社 | 2025年9月 | 213ページ | 内容紹介に、資格試験や会社で必要な会社法の全体像を解説した入門書とある。目次に「株式会社」「持分会社」 |
| 『会社法 第28版(法律学講座双書)』 | 弘文堂 | 2026年3月 | 478ページ | 目次は「総論」から始まる |
岩波新書の『会社法入門』は新書判で手に取りやすく、第3版で令和元年の改正を取り入れたと紹介されています。伊藤真さんの本は、資格試験や会社で必要な会社法の全体像を扱う入門書です。弘文堂の『会社法』は法律学講座双書の体系書で、2024年・2025年・2026年と毎年版が改まっています。
会社設立の場面で会社法の本が役に立つのは、たとえば機関設計(取締役会を置くか、監査役を置くか)や、株式の譲渡制限、合同会社の社員の責任といった決めごとを考えるときです。手続きの本は「こう書けばよい」を示してくれますが、「なぜそうするのか」までは書いていないことがあります。そこを補うのが会社法の入門書です。
会社設立の手続きをするだけなら、会社法の本は必須ではありません。手続きの本と一次情報で足ります。条文そのものを確かめたいときは、デジタル庁のe-Gov法令検索で会社法を読むこともできます。定款・機関設計・設立手続を読むための本は、会社法についておすすめの本を型ごとに比較した記事で10冊を詳しく比べています。
手続きの本と会社法の本の使い分け
手続きの本は「何をどの順番でするか」、会社法の本は「なぜそう決まっているか」を知るためのものです。会社設立の手続きの本どうしの比較は、会社設立の本ランキングで扱っています。
出典国立国会図書館サーチ「会社法入門 第3版(岩波新書)(岩波書店・2023年4月)」
まとめ|会社設立の本は、形態と新しさで比較して選ぶ

会社設立の本について、よく一緒に調べられている問いに答えてきました。
このページで押さえたこと
- 本ランキングは根拠を確かめる。このサイトは売上ではなく発行年・版・対象・ページ数で比較する。
- 株式会社設立の本は、2024年12月の定款認証手数料の改定より後の版かを見る。
- 合同会社設立の本は数が多く、手数料改定の影響を受けにくい。
- 初心者には図解・マンガ・Q&Aの本。名著より新しい版を優先する。
- 会社法の本は、手続きの背景が気になったときの1冊として。

このページの書誌と制度の内容は、2026年10月時点で国立国会図書館サーチ・日本公証人連合会・法務省のページで確認したものです。本は新しい版が出ることがあり、制度も変わります。購入や手続きの前に、最新の表示を確かめてください。
1冊目が決まれば、会社設立の準備はぐっと進みます
会社設立の本選びで大事なのは、自分の会社形態に合っていることと、版が新しいことの2つです。そこさえ押さえれば、どの本から読み始めても大きくは外れません。
本で流れをつかんだら、定款認証の手数料や登記の様式は、日本公証人連合会や法務局のページで最新の表示を確かめてください。本と一次情報を組み合わせるのが、自分で会社設立を進めるときの堅い進め方です。
気になる問いがあれば、このページの各見出しからリンクした記事で、さらに詳しく比較しています。
他にもこのようなサイトで検索されていますので、ぜひ見てください
この記事のキーワードに「会社設立 おすすめ 比較」を足して検索したときに実際に出てきたサイトです。掲載の順番は優劣を示すものではありません。内容は各サイトの公開時点のものなので、料金や条件は、リンク先で最新の表示をご確認ください。
- 日経BOOKプラス|『公開会社法入門』はじめに
会社法の入門書の「はしがき」と目次を紹介しています。
bookplus.nikkei.com - 丸善ジュンク堂書店|株式会社のつくり方と運営 '26~'27年版
毎年改訂される株式会社の設立と運営の本の書店ページです。
maruzenjunkudo.co.jp - BUSINESS LAWYERS LIBRARY|一人でできる定款作成から会社設立登記まで 第2版
定款作成から設立登記までをQ&Aで扱う本の書誌と紹介文が見られます。
businesslawyers.jp - 技術評論社|合同会社(LLC)設立&運営 完全ガイド(電子書籍)
合同会社の設立と運営を扱う電子書籍の紹介ページです。2018年刊。
gihyo.jp - freee会社設立|会社設立・起業のお役立ち資料
会社設立と起業に関する資料をまとめて配布しているページです。
freee.co.jp - 丸善ジュンク堂書店|まるごとわかる!合同会社設立と運営の教科書
合同会社の設立と運営を扱う本の書店ページです。
maruzenjunkudo.co.jp - honto|株式会社の設立と運営が1冊でわかる本
株式会社の設立と運営の本の電子書籍ページです。
honto.jp - 税理士紹介センタービスカス|会社設立で必要な書類や手続き
会社設立で必要な書類と手続きを、設立の流れに沿って説明しています。
all-senmonka.jp - マネーフォワード クラウド会社設立|合同会社・株式会社の設立におすすめの本12選
株式会社と合同会社の設立に使える本を12冊まとめて紹介しています。
biz.moneyforward.com - 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)
本の書名・著者・出版年・版を調べられる国立国会図書館の検索サービスです。
ndlsearch.ndl.go.jp - ブクログ|図解 いちばんやさしく丁寧に書いた 会社法の本
会社法の入門書の書誌と読者の登録情報が見られるページです。
booklog.jp - BUSINESS LAWYERS LIBRARY|合同会社設立・登記・運営がまるごとわかる本 第2版
合同会社の設立から運営までを扱う本の書誌と紹介文が見られます。
businesslawyers.jp - MONEYIZM|会社設立の流れを徹底解説
会社員・個人事業主向けに、会社設立の流れを順番に説明しています。
all-senmonka.jp - 丸善ジュンク堂書店|合同会社の設立・運営ができる本 増補改訂版
合同会社の設立と運営の本の書店ページです。
maruzenjunkudo.co.jp - ゴールドオンライン|定款の作成から登記までの手順
定款の作成から登記までの流れを司法書士が解説した記事です。
gentosha-go.com - ゴールドオンライン|『司法書士が全部教える「一人一法人」時代の会社の作り方【実践編】』
司法書士が書いた会社の作り方の本の紹介ページです。
gentosha-go.com - 創業手帳|合同会社の設立方法
合同会社の設立に必要な書類・費用・流れを6ステップで説明しています。
sogyotecho.jp - BUSINESS LAWYERS|会社法・契約・人事労務のおすすめ書籍
弁護士が会社法などの分野で読むべき法律書を推薦しています。
businesslawyers.jp - ベンチャーサポート|起業に役立つおすすめの本
起業の準備段階で読める本を、初心者向けの観点で紹介しています。
vs-group.jp - J-Net21|合同会社の設立手続き
中小機構の起業マニュアル。合同会社の設立手続きの流れを説明しています。
j-net21.smrj.go.jp


